用語集
永久差異
永久差異とは、永久に解消されない企業会計と税法の差異のことをいいます。
営業外収益
営業外収益とは、本業以外の収益のことをいい、主に投資活動や財務活動による収益が含まれます。
営業外費用
営業外費用とは、本業以外の費用のことをいい、主に投資活動や財務活動による費用が含まれます。
営業避止義務
営業避止義務とは、被雇用者として職務に専念する義務を負っており、営業主の許諾なく自ら営業行為を行うべきではないとする義務のことをいいます。
営業秘密
生産方法、販売方法その他の事業活動に有用な技術上または営業上の情報であって、秘密として管理されており、公然と知られていないものをいいます。
営業利益
損益計算書において、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた利益のことをいいます。
営利法人
営利法人とは、営利(利益をあげること)を目的とする法人のことをいいます。
エキゾチックオプション
通常のオプションとは異なり、権利行使価額や原資産価格の決め方などが特殊な条件となっているオプションをいいます。代表的なものとして、バリアーオプション等があります。
エクイティ関連債
債券の価値自体がエクイティ商品と深く関わりをもっている債券のことをいいます。具体的には、新株予約権付社債券などが該当します。
エグジット
ベンチャーキャピタル等の投資ファンドにおける投資資金回収手段または戦略のことをいいます。株式公開(IPO)や投資先企業による買戻し、M&Aによる他の株主への売却等の手段があります。
閲覧(Inspection of records or documents)
監査手続や不正調査手続の手法の一つです。記録や文書の閲覧は、紙媒体、電子媒体又はその他の媒体による企業内外の記録や文書を確かめる手続であり、記録や文書の性質や情報源によって、さらに、企業内部の記録や文書の場合にはそれらの作成に係る内部統制の有効性によって、監査人又は調査人が記録や文書の閲覧により入手する証拠の証明力は異なります。運用評価手続として実施する記録や文書の閲覧の例として、承認の有無を確かめることがあります。
エドガーシステム
Electronic Data Gathering, Analysis and Retrieval Systemの略称のことをいい、 米国の証券取引委員会(SEC)が管理・運営する法定開示書類の電子媒体を利用した開示システムのことをいいます。
エンジェル
企業の創業の極めて初期段階で対象ベンチャー企業に投資し、テイクオフ (離陸) を支援する人をいいます。
延滞税
定められた期限までに税金が納付または完納されない場合に、法定納期限の翌日から納付する日までの日数分、遅延損害金に相当する税のことをいいます。
エンロン事件
電力・天然ガス卸売りの世界最大手であるエンロン社によって、2001年引き起こされた会計スキャンダルです。特定目的会社を使った不透明な会計処理や経営者によるインサイダー取引等が原因となり、破綻に追い込まれました。